コルナスの異端児から、立役者に。

  ジャン・リュック・コロンボは、1983年から醸造コンサルタントとして100を超えるワイン造りをサポートしてきました。

その後念願かなって妻・アンヌのふるさとコート・デュ・ローヌのコルナスに自社畑を購入。

新樽を100%使用したワインの熟成、ボルドータイプの瓶の使用など、コルナスにおいて革新的なワイン造りを実践したコロンボ氏の姿勢に対し、地元の保守的な生産者達の中では行き過ぎであると反発されることもありました。

しかし、単一自社畑レ・ルシェと ラ・ルーヴェ、複数の区画のワインをブレンドしたテール・ブリュレの3つのワインは、口ハート・ハーカーを筆頭に多くの評論家から高い評価を得て、彼の成功はコルナスのAOCまでもメジャーなものにしたのでした。

「コルナスはシラー発祥の地。

内陸性気候と地中海性気候がぶつかる特殊な環境とシラーの好む花崗岩土壌が、他に類を見ない複雑で奥行きのあるシラーを育てる。

」(父親似の一人娘、ロール・コロンボ談) ぶどう樹は花崗岩の割れ目に根を伸ばし良質のミネラルを吸収。

長期熟成可能なワインが生まれます。

樹齢の高い古木が使われるコロンボのコルナスは豊富で滑らかなタンニンが特徴。

長期熟成させることでより奥行きのあるワインへと変化します。

「コロンボは北ローヌを代表する革命児、シラーとヴィオニエの熟成ポテンシャルの高さを感じて貰いたい。

」 キュヴェ『レ・ルシェ』は樹齢90年のシラー100%。

南東向きの単一区画で、コロンボが最初に入手した自社畑。

木樽にて20〜24カ月熟成したそのワインは、堅固な骨格と密度の高い滑らかなタンニンが心地良い。

メゾンを代表するキュヴェです。

コルナス・レ・ルシェ 2012 Cornas Les Ruchets 飲んでみた(2018.11.7) 深く暗い、土気を帯びた暗赤色です。

粘性が豊かでグリセリン濃度の高さが伺えます。

香りは、ナツメ、プルーンやトルコのドライフルーツ、dried figsドライフィグのようにエキゾチックでなめらかな香り。

豊かなスパイスの香りは、ムスク、マスタードの粉、タンドリー、モロッコのスパイス、そして乾燥したハーブ系です。

味わいは、クッキリと焦点の合ったタイトで力強く品の良い味わいです。

シロップ漬けのフルーツ、リコリスとアニスのような51(サンカンティアン)のようなフレーバーが感じられ、ジビエ系の香りと合わさります。

そして幾重にも重なったしっとりとした粘土のようなタンニンが、控えめに散りばめられています。

その余韻の長さと上品なアフターには、パーフェクトな夢心地を叶えてくれるワインだと思います。

シネクアノン、トゥーシエ シラー2012や、コングスガートシラーを彷彿させる気品の良さを感じさせます。

シラー好きは、その旨さに驚きを隠せない事でしょう。

一緒に買われている商品

革命 関連ツイート

© 特集!革命をいっぱい掲載してま~す♪
Designed by uiCookies